今や日本だけでなく、世界を賑わせている話題。
イギリスのEU脱退問題。
この問題によって世界情勢がどう動くかが、非常に注目されています。
そんな、今話題のイギリスのEU脱退問題。
実際、イギリスはEUを脱退する事で、
どの様なメリットと、デメリットが生まれるのでしょうか?
簡単にまとめてみました!
スポンサーリンク 目次 知っている人も多いと思いますが、 復習も兼ねてEUについておさらいしましょう。 EUとはヨーロッパを中心とする国々の連合の事です。 普通、国というのはそれぞれが独立して活動しています。 それを、この連合に所属する事で助け合っていこうじゃないか! というのがEUなんです。 EUに属する事で、 EU加盟国での移住が簡単になったり、 信頼度の高いEUの通貨「ユーロ」が使えたり。 様々な恩恵を受ける事が出来ます。 では、今回イギリスはEUを脱退した事で、 得られるメリットとはなんなんでしょうか? イギリスがEUを脱退する事で得られるメリットは大きく2つあります。 一つ一つを紐解いて見ていきましょう。 イギリスが今回EUを脱退したのは、 この移民問題がとても大きいんです。 EUに加盟していると、 移民を必ず受け入れなければなりません。 移民が国に入ってくれば、 国民の雇用が移民に奪われます。 また、それだけでなく、 移民に対する税も負担させられるので、 イギリスでも相当深刻な問題になっていました。 特にイギリスは、 移民達の中でも人気の高い国でした。 社会福祉や税設備等が、 EUの他の国に比べて、 非常に整っているからです。 移民にとって、 かなり居心地の良い国だったのです。 しかし、EUを脱退する事によって、 移民の受け入れを拒否する事が出来ます。 国民の雇用が増え、 税負担も少なくなるのです。 EUに加盟していると、 加盟国の経済が苦しくなった時、 その国を援助しなければなりません。 そうなってくると、 援助する側の国としては、 かなりの痛手となります。 EUではギリシャを初めとして、 経営の上手くいっていない国が多々存在していました。 イギリスは比較的景気の良い国なので、 援助する事の方が多かったのです。 EUを脱退する事で、 そういった援助をする必要も無くなってきます。 イギリスがEUを脱退するメリットは、 大きく分けてこの2つです。 では、EUを脱退する事で生じるデメリットは何なんでしょうか? スポンサーリンク EUを脱退する事で生じるデメリットも、 大きく分けて2つ存在します。 一つ一つ、詳しく解説していきましょう。 EU加盟国の間では、 他の国々の貿易に比べて、 かなり関税が低く貿易が出来ました。 そういった関税の低い貿易が、 EUを脱退する事で出来なくなってしまいます。 更に、EUを脱退する事で、 新たな関税のルールを設けなければなりません。 他のヨーロッパの国々は、 関税のルールは決まっているので、 完全に後発する形となります。 そうなると、イギリスにとって、 不利な関税のルールが出来る可能性が非常に高いのです。 これも非常に重大なデメリットです。 EUを脱退する事で、 EUの共通通貨である「ユーロ」が使えなくなります。 そうなると、イギリスの自国の通貨である、 「ポンド」が新たに使用されます。 しかし、ポンドはユーロに比べて、 かなり信用度は低くなります。 そうなると、ポンドの価値はかなり低くなってしまい、インフレが起こってしまいます。 自国の通貨がインフレを起こすんですから、 かなり重大な金融危機と言えるでしょう。 イギリス国内でも金融危機に対する緊張は非常に高まっています。 EUの中でも知名度の高かったイギリスが脱退を示した事で、他国もEUを脱退する可能性があります。 そうなってくると、 雪崩式にEUは崩壊するでしょう。 しかし、今現在イギリスはメリットとデメリットに関する議論で、かなり混乱しています。 メリットに対するデメリットが、 あまりの大きいのでは? という点ですね。 移民問題が解消されて雇用が増えても、 金融危機が起こるのであれば、 意味がなくなってしまいます。 その混乱を他国が見て、 どれだけ冷静でいられるかが、 今後の鍵になってくるでしょう。 イギリスのEU脱退のニュースは、 教科書に載るレベルのニュースです。 これから、イギリスがどうなっていくのか? そしてEUがどうなっていくのか? この動きによって、 世界情勢がかなり変わってきます。 日本の景気にも直撃する話しなので、 今後の動向に注目しましょう。 スポンサーリンク
EUとは?
イギリスEU脱退のメリットは?
1・移民問題が解消される
2・EU加盟国への援助が無くなる
EUを脱退する事で生じるデメリットは?
1・貿易がしにくくなる
2・金融問題
EUは今後どうなる?
まとめ
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