寒い冬、雪が降って積もると小さいときは嬉しいですよね。外へ出て、友達と雪合戦なんてしたり、雪だるまなんかを作ったり。
ですが、雪の影響により通学や通勤に支障をきたしたりなんかもします。大人からすれば、雪は少し迷惑だったりしますよね。
雪があまり積もらない地域では、雪が積もる地域が羨ましかったりもします!
そんな雪ですが、「なぜ積もるのだろうか?」疑問に思いませんか?
そんな方に今回の記事では雪が積もる仕組みを解説致します!
の、前に・・・。少しだけ雪の豆知識をご紹介!
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目次
雪の豆知識!~どうして雪は白いの?~
雪って、白くて綺麗ですよね!白銀の世界なんて言われたりしますし。
そんな綺麗で幻想的な雪ですが、そもそもなぜ雪って白いのでしょう?
少し難しい疑問なんですが、まず私たちが物を見えているのは物が光に当たり、その光が反射し、それが私たちの目に入ってくるから見えるんです。
そして色が違って見えるのは、その反射する光の波長の違いによって起こります。
なんですが、白い色というのは普通の色の光とは少し違います。
この色はすべての波長を反射したときに見える色なんです。
なので雪が白く見えるのは雪の粒が小さいから、いろいろな波長の光をあちこちに乱反射して、それらの色がすべて混ざり合うからなんですね。
様々な色の光を合わせると白になるのは不思議ですが、光にはそういう性質があるのです!
雲やかき氷が白く見えるのも、これと同じ性質ですね!
そもそも雪ってなに?
「雪」は大気中の水蒸気から生成された氷の結晶が空から落下してくる現象のことを言います。
まあ、単純に雨が凍ったものだと思ってもらえれば大丈夫です。
また、その氷晶単体であることを「雪片(せっぺん)」と言い、降り積もった状態のことを「積雪(せきせつ)」とも言います。雪にはいろんな呼び方があるんですね。
氷の形態では降水は雪だけではなく「霰(あられ)」や「雹(ひょう)」「凍雨(とうう)」「細氷(さいひょう)」などがあります。
以上が雪の豆知識になります。では、いよいよ「なぜ雪が積もるのか?」この疑問を解消していきましょう。
雪はなぜ積もるのか?
あなたは雪がよく降る地域に住んでいますか?雪がよく降る地域ならあまり見ないかも知れませんが、雪というのは少量であれば地面についた時に溶けて水になります。
多少降ったところで積もるなんて、まずありえないんですね。
では、そんな雪がなぜ積もるのか?
それは「ある条件を満たすこと」で積もるんです!
では、その条件とは何なのか?それを解説していきましょう。
雪が積もるための条件
その1・気温
まず一つは、みなさんも分かる通り「気温」です。寒くなければ話にならないですよね。
そして、雪が積もる日はすごく寒いです。
上空で生成された雪も、気温が氷点下より高ければ当然溶けてしまいますよね。そうすると、雪と雨が混じったような状態となります。このような状態だと、少しの熱ですぐに液体になってしまうんです。
気温が氷点下より低く、雪としての状態が保てるからこそ、雪が降っても溶けることなく積もっていく訳なんですね。
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その2・地面の温度
それと、もう一つ大切な条件は「地面の温度」です。
雪が降り、地面に落ちると地面の熱を吸収し、地面を冷やします。
たいていはその時に溶けてしまうのですが、地面の温度が氷点下だと溶けません。それにより、雪が積もっていくんです。
外気温も大事なんですが、雪が降ることによって地面の温度が冷え、そして地面の温度が低くなることによって雪が積もっていくんですね。
その3・雪の量
すごく当たり前に感じるかも知れませんが、雪の降る量も大事なんです!
どれだけ外気温が低かろうが、どれだけ地面の温度が低かろうが、雪が降る量が少なければ雪が積もることはありえませんからね。
時に気温以上に雪の量というのは大事になってきます。
雪が地面についた時に、雪が溶けるよりも早く次の雪が降ることによって、どんどん雪は積もっていきますからね。
また、量が多くなれば自然と地面の温度も下がっていきます。地面の温度が下がることによって、更に雪が積もりやすくなるんです。
雪ってすごいですね~。
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まとめ
いかかでしたでしょうか?
雪が降り始め、喜んでいても積もるかどうかが重要なのは地面の温度ということです。地面の温度が氷点下で、雪の量も多ければ、コンディションはバッチリです!!
僕も子供の頃は雪が降って、期待していたものの積もらなくてがっかりしたことがあります。。。
まだまだ寒い時期が続きます。みなさんも体調には十分、気を付け下さい!
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