朝の洗顔について悩んでいる人が多いようです。
- 朝は洗顔しない
- 水だけで洗顔する
- お湯だけで洗顔する
- 洗顔料を使って洗う
などなど。
色々な情報が出回っていますが、一体どれが正解なのでしょうか?
迷ってしまいますよね?
そこで今回は正しい朝洗顔の方法をご紹介!
長年ニキビに悩んできた筆者が、オススメの洗顔方法をご紹介します!
ニキビに悩んでいる人はぜひ最後までご覧下さいね!
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目次
そもそも朝は洗顔が必要なの?
最近、朝は洗顔料を使わず水やぬるま湯のみで洗顔する人が増えています。
「夜の間は寝ているだけなので、朝の肌は汚れていないから」
という考えで洗顔料を使用しないようです。
しかし、本当に朝の肌は汚れていないのでしょうか?
人間は、寝ているあいだにコップ1杯分程の汗をかくと言われています。その汗と皮脂が混ざり合うと、皮脂膜となって肌を覆います。
皮脂膜は肌を守るバリア機能を果たしているため、取りすぎてしまうのは肌のためによくありません。
しかし、古くなった皮脂汚れを残しておくことも、肌にとってはよくないことです。
皮脂は、
「トリグリセライド」(約60%)
「ワックスエステル」(約25%)
「スクアレン」(約12%)
といった成分で構成されています。
このうち「トリグリセライド」の一部は皮膚表面に存在する常在菌の働きで分解され、ワックスエステルの一部と共に、皮膚にさまざまなダメージを与える「変性皮脂」に変化します。
変性皮脂は次のような悪い影響を肌に与えてしまいます。
- お肌のバリア機能や保水力が低下させてしまう
- 毛穴が開く
- キメが乱れる
夜、寝ている間も皮脂は分泌、分解され変性皮脂の生成は続けられているので、朝の肌には変性皮脂が少なからずあると考えられます。
つまり「朝も洗顔は必要」なのです。
さて、皮脂は油です。
油性のメイクが水やぬるま湯だけでは落ちにくいことからもわかるように、変性皮脂も水やぬるま湯のみの洗顔では落としきれないのです。
鼻やこめかみ、あごなどは特に皮脂の分泌が盛んな部分でもあるので、朝でも洗顔料を使って洗顔をしたほうが良いでしょう。
しかし頬や目元など、比較的皮脂の分泌が少ない部分は同じように洗顔料で洗ってしまうと、乾燥がひどくなってしまう場合があります。
また、乾燥肌タイプの人や皮脂の分泌が少ない人は洗顔料が必要ない場合もあります。
逆に脂性肌タイプの場合は全体的にしっかり洗顔料を使って皮脂を落とした方が良いでしょう。
自分の肌タイプを見極めて、それぞれに合った洗顔方法を選択することが大切ですね。
正しい洗顔の仕方
基本となる「正しい洗顔方法」を簡単に言うと、以下3ステップです。
ステップ1:まず手を洗い、顔を素洗いする。
ステップ2:洗顔料をしっかり泡立て、指が肌に触れないように優しく円を描きながら洗顔する。
ステップ3:泡が残らないようにしっかりすすぎ、最後はタオルを顔に当てるように水気を取る。
詳しく解説していきましょう。
ステップ1:まず手を洗い、顔を素洗いする。
まず最初に手を洗います。
手に汚れが付いた状態では洗顔する意味がないですよね。
また、手が汚れていると菌が繁殖する原因にもなります。
しっかり手を洗い、清潔にしてから顔を洗いましょう。
次に、顔を水だけで洗います。
埃や汗などのちょっとした汚れはこの段階で落ちてくれます。
洗顔料を使用する前に毛穴を開いておく、という目的もあります。
この時の水の温度は「30度くらい」のぬるま湯にしておきましょう。
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ステップ2―①:洗顔料をしっかり泡立てる
ここではきめ細かくたくさん泡を作ります。
泡を顔にのせてから指が直接肌に触れないくらいの沢山の泡を作りましょう。
毛穴の奥の汚れをしっかり取るという目的もあるので、できるだけ「きめ細かく」つくります。
チューブタイプの洗顔料の場合はぜひ泡立てネットを活用してください。手だけではなかなかきめの細かい泡が作れません。
しっかり泡立てネットを活用し、良い泡を作りましょうね。
ステップ2-②:指が肌に触れないように優しく円を描きながら洗顔する。
たくさん作った泡を顔にのせていきます。
この時、泡は顔に着いた瞬間から汚れを落としてくれているので「のせるだけ」を意識しましょう。
おでこや鼻など、テカリが気になるところだけ、「指が顔に触れないように、優しく円を描くように」泡を押し当てていきましょう。
洗う順番は「脂っぽさが気になる部分から」が基本です。
Tゾーン(おでこや鼻、あご)
↓
頬
↓
こめかみ
↓
Uゾーン周辺(口周り)
という順に洗っていきます。
ステップ3-①:泡が残らないようにすすぐ
泡をまんべんなく顔にのせたら最後は「すすぎ」です。
すすぎのポイントは「泡が少しも残らないように、しっかりすすぐこと」です。
すすぎ残しが原因でニキビができたり、肌荒れの元になったりしてしまいます。
とくに「あご」や「髪の生え際」はすすぎ残しが多いので、やりすぎくらいがちょうどよいです。
30回くらいすすぐのが良いと言われています。
ここでの温度も素洗い同様「30度くらい」を目安してください。
手で触ってみて「ちょっと冷たいかな」と感じるくらいがちょうど良いです。
ステップ3-②:タオルで水気を拭き取る
すすぎが終わったら、タオルで水気を拭き取ります。
ここでのポイントは
- 新しいタオルを使う
- ゴシゴシせず、押し当てるように拭き取る
です。
ここにきて、清潔でないタオルを使用してしまっては、今までのステップがすべて無駄になります。しっかりきれいなタオルを使用してくださいね。
水気を拭き取る際は「やさしく」です。
水気が取れればよいだけなので「押し当てるだけ」で良いのです。
水洗顔のほうが良い場合もある?
朝の洗顔は水洗顔のほうが良いという話は聞いたことはありませんか?
水洗顔をオススメしているサイトも多いですよね?
実際のところはどうなんでしょうか?
これは「肌質」によります。
肌質によっては水洗顔のほうが良い場合も。
脂性な人はできれば水洗顔にしましょう。
脂性の人は泡洗顔してしまうと、皮脂を余分に落としてしまいます。
結果、必要な皮脂を落としてしまうので、より一層皮脂が分泌されるんです。
脂性だと感じる人はできれば水洗顔にしましょう。
筆者は脂性気味なので水洗顔ですが、かなり肌の調子が良いですよ!脂性だと感じない人は泡洗顔をオススメします!
まとめ
いかがだったでしょうか?
朝の正しい洗顔方法を身に付け、肌トラブルとは無縁のお肌にしていきましょう!
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