眠かったり暇だったりすると、あくびが出てきますよね?
一種の生理現象と言えるでしょう。
しかし、あくびは他の生理現象と違って、
他人にうつったりしますよね?
うつる要素なんてないのに、考えてみればかなり不思議です。
そこで今回は、
あくびが他人にうつる理由をまとめてみました!
ぜひ最後までご覧下さいね!
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目次
あくびとは?
あくびは眠い時や暇な時に反射的に起こる、大きく口を開ける深呼吸の一種です。
ちなみに、
ただただ眠たいだけの時はあくびは出ません。
そんな時は寝てしまいます(笑)
あくびは睡眠と覚醒(目が覚める状態)から覚醒に向かう時によく起こります。
眠たい時よりも、ちょっと目が覚めた時や目を覚まさない時によく起こるんですね~。
具体的には、
・眠たい時、過度に疲れている時
・退屈な時
・極度の緊張状態
・寝起き
などによく起こると言われています。
また、あくびをするのは人だけではないんですね~。
人以外の哺乳類もあくびをします。
犬や猫を飼っている人なら分かると思いますが、彼らもよくあくびをしますよね?
あれは他の哺乳類にも言える事なんです。
また、もっと言うと哺乳類以外にも、爬虫類や鳥類でもあくびをする種がいます。
あくびは生物共通の現象なんですね!
あくびは何故うつるのか?
では、何故あくびは人にうつるのでしょうか?
くしゃみとか咳なら分かりますよね?
菌やウイルスがうつったので、くしゃみや咳もうつるんです。
しかし、あくびは菌やウイルスで引き起こされるものではありません。
自分で勝手に起こすものですからね。
うつる理由がよく分からない人も多いでしょう。
では、何故うつるのか?
その理由をご紹介していきますね。
あくびが他人にうつる理由
あくびが他人にうつるのは、他者と同じ行動を取ってしまう
「行動伝染現象」
の一つだとされています。
他者のあくびを見た時だけでなく、あくびに関する資料を読んでいたり、あくびについて考えたりしても、あくびは誘発される事が分かっています。
もしかしたら今この記事を読んでいる時にも、アナタはあくびをしたかも知れませんね。
では、何故そのような現象が引き起こされるのでしょうか?
その原因には諸説あり、未だに完全に解明はされていません。
しかし、最も有力なのは「共感説」です。
行動伝染現象が起きるのは、
相手に関する共感や関心があるので起こる。
という説なんです。
つまり、他者に関する共感や関心がないと引き起こされないんです。
どうでも良い人があくびをしてもうつらないという事ですね。
ある程度信頼を置いている人や、知っている人ならあくびは起きやすいんです!
あくびがうつっている時の脳画像を見てみると、共感部分を示す部位が活発になっている事で、この説を裏付けているみたいです!
つまり、あくびがうつるという事は信頼の裏返しでもあるんですね!
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信頼していないとうつらないの?
信頼をしないとうつらないという事はありません。
相手に関心を向けた時点で共感性が働きますので。
しかし、全く信頼していない人と、そうでない人とだと、
信頼している人の方があくびはうつりやすいのが事実!
より共感性が高まりますからね!
全く信頼していない人の場合、
あくびがうつる確立は30%以下になるそうです。
しかし、信頼している人の場合だと、
70%以上にもなるそうですよ!
人間以外でもあくびがうつる!
冒頭であくびをするのは人間だけじゃないと言いましたよね?
実は、
あくびがうつるのも人間だけじゃないんです!
チンパンジーやサル、犬や狼などはあくびがうつるみたいなんです!
なんだか凄いですね(笑)
生命の神秘を感じる話です。
彼らも信頼している仲間相手だと、あくびがうつっちゃうんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上があくびがうつる理由になります。
つまりは信頼の裏返しなんですね。
友達にあくびがうつったら、仲が良い証なのかも知れません。
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