足がむくみ、
「痛い!!」
「眠れない!!」
そんな経験はありませんか?
足のむくみのせいで、ふくらはぎが痛くなって眠れないということ、ありますよね。
今回はそんな痛みの原因と解決策をお伝えしていきます。
これを読めばあなたの足はすっきり!!
きっと快眠間違いなしでしょう。
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目次
なぜふくらはぎがむくむのでしょうか?
まず、ふくらはぎがむくんでしまう原因は実に様々です。
1つずつ見ていきましょう。
(1)長時間の起立状態
長時間立っていると、重力により血液は足に溜まっていきます。
すると、静脈の圧が高くなり、戻ってくる水分を押し戻すことが難しくなってくるんです。
立ち仕事をしている人から
「足がよくむくむ」
という声が出やすいのは、この原因によるものです。
(2)運動不足による冷え性や血行不良
ふくらはぎの筋肉は、収縮することにより血液を循環させるポンプの役目を果たします。
運動不足によって足の筋肉が衰えると、そのポンプ機能が低下してしまい、足に水分が溜まりやすくなってしまうんです。
さらに、足先の毛細血管まで血液がスムーズに流れなくなり、むくむということになるのですね。
(3)水分・塩分の摂り過ぎ
水分や塩分を採り過ぎることで血液中の水分が増えてしまいます。
すると、余分な水分が留まりやすくなり、むくみやすくなってしまうんです。
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(4)下肢静脈瘤
上の図にあるように静脈にある血液の逆流を防ぐために「静脈弁」というものがあります。
その静脈弁が壊れることで血液が逆流し、血液が足に溜まってしまう血管の病気が原因でむくむことがあるんです。
悪化すると、溜まった血液により肌が黒ずんだり、湿疹やかゆみが出たりという症状が現れてくることがあります。
注意して下さいね。
(5)肝臓の病気
血管内の水分を保持する役割を持つ、「アルブミン」という成分があります。
これは肝臓で作られる物質なのですが、肝臓が弱っている時には、この成分がうまく生成されません。
そのため、動脈の水分が血管の外に出やすくなり、静脈では血管に水分が戻りにくい状態になってしまいます。
その結果、むくみを引き起こすことがあるのです。
(6)腎臓の病気
腎臓が何らかの原因で弱っていると、身体の中の余分な水分を尿として排出できなくなり、むくみの原因になることがあります。
その他にも、血液を送り出す役目をしている心臓が弱っていて、むくみの原因になっていることもあるんです。
このように実に様々な要因によって足のむくみというものは生じています。
病気が原因のものは早急に診察を受けた方が良いですね。
今回は病気が原因のもの以外について触れていきたいと思います。
足のむくみを解消するためには?
さて、足のむくみの原因は様々ですが、病気が原因のものを除けば、その原因は主に2つ。
「リンパ液や血液の流れが悪くなっている」
「水分、塩分の取りすぎ」
ということになります。
つまり、解決策としては
「リンパ液や血液の流れをスムーズにすること。」
「塩分の取り過ぎを改善すること。」
によってかなりむくみを解消することができるのです。
「塩分の取り過ぎを改善すること。」
については、食生活・生活習慣の改善、ということになりますので、日々食に関して気を使う必要がありますね。
「リンパ液や血液の流れをスムーズにする」
ためには、
「入浴するときに湯船にゆっくりつかりながら、足のマッサージをし、血行をよくする。」
といったことをすると、むくみの解消につながります。
温めることで血管が拡張するので、入浴時のマッサージは効果的なのです。
また、足の簡単な運動をすることで、血流を良くし、むくみを改善する効果もあります。
1つ紹介しましょう。
「つま先立ち体操」です
「つま先立ち体操」
やり方は非常に簡単です。
①コップ1杯の水を飲む。
②まっすぐ立つ。
③かかとを上げて、つま先で立つ。
④戻す。
これを10回繰り返すだけです。
大事なのは、これを3時間ごとに行うことです。
このようにふくらはぎの筋肉を動かすことで血流が良くなり、むくみづらくなりますよ。
また、はじめに水を飲んでおくことにより、血液が固まるのを防ぐ効果があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
マッサージや運動も効果的です。
しかし、それは一時的な解決法にしかなりません。
正しい知識を持って効果的なトレーニングや規則正しい食生活を送ることにより、むくみづらい体にすることが大事です。
運動などは無理をしすぎるのは良くないですので、適度に行ってください。
また、むくみなどがあまりにもおかしいと感じた場合は速やかにかかりつけの医師に診察を受けることをお勧めいたします。
この記事がむくみ解消の手助けとなれば、幸いです。
むくみを解消し、快適な日々をおくってくださいね。
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