一年が終わりに近づくと、毎年話題になるニュースがあります。
そう「ボジョレーヌーボー解禁」です。
最近では、ボジョレーヌーボー解禁よりも、キャッチコピーが話題になったりしていますが・・・(笑)
そもそも、何故、ボジョレーヌーボーは「解禁」されるのでしょうか?
他のワインは解禁なんかされず、普通に売っているのに・・・
実はボジョレーヌーボーの解禁には、ある理由があったんです!
詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧下さいね!
スポンサーリンク
ボジョレーヌーボーとは?
そもそも、ボジョレーヌーボーっ一体なんなんでしょうか?
それは、
「ボジョレーヌーボー」
という言葉を和訳すれば見えてきます。
「ボジョレー」はフランスのワインの生産地という意味。
実際にボジョレーヌーボーはボジョレーで作られたワインなんです。
そして「ヌーボー」はフランス語で「新しい物」という意味があります。
この言葉から分かる様に、ボジョレーヌーボーとは、ボジョレー地区の新しいワインという意味なんです。
ですが、ボジョレー地区の新しいワインというだけで、なぜ解禁まで販売されないんでしょうか?
何故解禁日がある?
ワインというのは普通、熟成させて販売します。
熟成期間はワインによって異なりますが、大体、2年~3年は熟成させます。
しかし、ボジョレーヌーボーは熟成しません。
ワインが出来たその年にボジョレーヌーボーは発売されるんです。
何故熟成させないのか?
それは、その年のワインの味を純粋に知る為です!
熟成させない事によって、その年のワインの純粋な味が分かります。
熟成させると、やっぱり味は変わりますからね。
まあ、要するにボジョレーヌーボーは、その年のワインの試飲みたいなものなんです。
ボジョレーヌーボーが美味しければ、その年のワインの出来は良いと言う事になります。
ワインが好きな人にとって年毎のワインの味は凄く重要ですからね。
それが唯一知れるので、ボジョレーヌーボーはワイン好きにとって、非常に人気の高いワインなんです。
それが原因で昔、ボジョレーヌーボーが品薄状態の時が続きました。
品薄の状態が続きましたが、ボジョレーヌーボーは以前売れます。
なのでドンドン、質の悪いボジョレーヌーボーが市場に出回る様になったんです。
このままではボジョレーヌーボーのブランド力が無くなってしまう。
そう考えたフランス政府は解禁日までのボジョレーヌーボーの一般への販売を禁止しました。
これが功を奏して、ボジョレーヌーボーの質が落ちる事なく、我々の元へと届けられているのです!
スポンサーリンク
解禁日はいつ頃?
ボジョレーヌーボーの解禁日は11月の第3木曜日。
これはフランス政府が決めている、公式の解禁日です。
全世界標準ですので、ボジョレーヌーボーの本場に出向いた所で、ボジョレーヌーボーは早く飲めません。
むしろ、時差の事を考えると、日本は先進国で一番早くボジョレーヌーボーが解禁されます。
何故ボジョレーヌーボーはそこまで人気なの?
何故、ボジョレーヌーボーはここまで人気なのでしょうか?
今となっては、ブランド的人気も強いでしょう。
もう、ボジョレーヌーボーという名前に、かなりのブランド力がありますからね。
ですが、元々の人気の理由はやはり味です。
そして、その年のブドウを使ったワインを飲めるという事でしょう。
熟成させないワインなので、その年のワインを楽しめる。
これが、ワイン好きにとっては、たまらないのかも知れません。
因みに、海外では
ボジョレーヌーボー=まずいワイン
というイメージがあります。
熟成させない分、あまり美味しくなくなるんだとか・・・(笑)
あくまでボジョレーヌーボーは、その年のワインの試飲会という感じなんだそうですね。
まとめ
ボジョレーヌーボーの解禁には、こんな意味があったんですね!
まさか、昔人気が出すぎた為に流出を禁じられていたとは・・・
恐るべきボジョレーヌーボー!
そして今年も気になるのは、味よりも、やっぱり「キャッチコピー」ですよね!
今年はどんなキャッチコピーになるんでしょうか?
そこにも注目が集まりますね!
スポンサーリンク