医薬品

薬の知識!知らないと損をする?押さえておきたい危険な5つの副作用

 

風邪を引いた時や頭痛がする時、生活習慣病の治療など薬を飲む機会は多いと思います。

 

何気なく飲んでいる薬ですが気を付けておきたいのが副作用についてです。

 

最近では薬局で簡単に購入できる薬も増えてきました。

 

そんな中で押さえておきたい副作用を製薬会社に勤めている私がお伝えしていきます。

 

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痛み止め、風邪薬で気をつけたい副作用

1・スティーブンス・ジョンソン症侯群

画像参照元:http://u0u0.net/Ctcz

風邪薬に限らずですが、薬局で発売されている市販薬でも発症する可能性のある重篤な副作用です。

 

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重篤(じゅうとく)とは

「非常に重い、生命に危険が及ぶほどの」

という意味で使われています。

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症状は高熱や全身倦怠感を伴い、身体中に水ぶくれのような発疹が出ます。

 

また、唇、目、口の中などの粘膜にも同じ症状がでます。

 

この副作用には早期発見・早期治療が大切です。

 

発見が遅れてしまうと、肺などの呼吸器系や胃などの消化器系にも影響を及ぼし最終的には死に至る可能性があります。

 

運良く一命を取り留めても失明や呼吸器障害などの後遺症が残る可能性も高いです。

 

しかし、風邪薬を飲んでいる場合ですと

「風邪が悪化したのかな?」

「安静にしとけば良いだろう」

と思い、病院に掛からないケースもあります。

 

また、スティーブンス・ジョンソン症侯群特有の症状がないので、病院に行った場合も比較的誤診されることも多いです。(最近はガイドラインなども策定され医療者にこの副作用の認知度は広まりつつあります。)

 

なので、この副作用は様々な事が相まって発見が遅くなる傾向があると言われております。

 

ではどうしたら良いのか??

 

スティーブンス・ジョンソン症侯群はとにかく早期発見が大切です。

 

今までの経験した症状と何か違う・・

と感じた場合はまず医者に診てもらいましょう。

 

そして、自ら「薬の副作用の可能性は無いですか?」と聞いてみても良いと思います。

 

可能性は低いが、ないことはない・・・

 

多角的な視点から疑いを持つことが早期発見に繋がるのではないかと思いますね。

 

2・アナフィラキシーショック

画像参照元:http://u0u0.net/CtcE

 

この副作用も市販の風邪薬で起こる可能性があります。

 

アナフィラキシーと聞くとハチに刺された時に起こるものとして思い浮かびますね。

 

アナフィラキシーとは簡単に言うと全身性のアレルギー反応です。

 

このアレルギー反応によって生命が危険な状態になることをアナフィラキシーショックといいます。

 

主な症状としては、じんましん、かゆみなどの「皮膚の症状」

 

目のかゆみやくちびるの腫れなどの「粘膜の症状」

 

腹痛や嘔吐などの「消化器の症状」

 

息切れ、呼吸困難などの「呼吸器の症状」

 

血圧の低下や心拍の上昇などの「循環器の症状」

があります。

 

特に血圧の急激な低下による意識が消失する「ショック症状」も全体の1割ほどあると言われ、かなり危険な状態になることもあります。

 

アナフィラキシーは短時間で発症することが多いので、数分〜数時間ほどで上記のような症状が出た時はアナフィラキシーである可能性が高くなります。

 

その場合はすぐに救急車を呼ぶなどの対策を行いましょう。

 

予防としてはアレルギー反応が関わっていますのでアレルギー体質の方は事前に飲んでも大丈夫かどうか医者に確認しておくことが良いかと思います。

 

市販の風邪薬にも

「アレルギー体質の方は医者に相談して下さい」

という注意書きがありますね。

 

アナフィラキシーは薬以外にも食べ物や生き物に噛まれた時などにも発症することがあると言われております。

 

上記の症状は覚えておいても損ではないかも知れませんね。

 

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3・薬疹

画像参照元:http://u0u0.net/Ctcj

 

この副作用は薬によっておこるアレルギー反応の総称です。

 

なので薬疹の重症型が上記で記載したスティーブンス・ジョンソン症侯群やアナフィラキシーショックと言われております。

 

薬を飲むことによって蕁麻疹やかぶれが出る可能性があるんです。

 

比較的軽い症状だったとしても、次からは同じ薬を飲んでは絶対にダメだと言われております。

 

また最初に飲んで発症するパターンや何回か飲んだ後に発症するパターンがありますので、一度試して大丈夫だったからと油断してはダメ。

 

アレルギー反応と思われる症状(主に蕁麻疹、かゆみ)が薬を飲んだ後に出てきたら、一度医者に見てもらうほうが懸命です。

 

気づかずに継続して飲んでしまうと、それこそ取り返しのつかない副作用を引き起こしてしまう可能性がありますからね。

 

4・肝機能障害

画像参照元:http://u0u0.net/Ctcd

 

薬剤による肝機能障害は大まかに中毒性のものとアレルギー反応によるものとに分類されます。

 

アレルギー反応によるものは肝機能障害以外にも発熱や蕁麻疹、かゆみなどの症状も伴いますからね。

 

アレルギーが疑われた際は医者に行きましょう。

 

中毒性のものは薬を継続的に服用することで発症します。

 

こちらはある成分を一度に大量に摂取することで起こる可能性がありますので、きちっと言われた量を守っていれば発症する可能性は低いです。

 

肝機能障害の症状は主として「全身倦怠感」「食欲不振」「嘔吐尿」の色の変化があります。

 

しかし、こちらの症状が出たころには肝機能障害がある程度進行していることが言えますので、治療に間に合わなかったということも少なくありません。

 

肝機能は血液検査である程度把握できますので、日頃から肝機能障害を引き起こす可能性がある薬剤を投与している人、アレルギー体質の人、肝臓に負担をかけている人(酒好きなど)の人は定期的に検査することをオススメしますね。

 

5・間質性肺炎

画像参照元:http://u0u0.net/Ctcp

 

肺炎と聞くとウイルスが原因と思いがちですが薬の副作用としても発症する可能性があります。

 

間質性肺炎は肺の中に炎症が起こってしまい、うまく酸素が取り込めない状態になるんです。

 

発症のメカニズムは詳しくわかっておりませんが、アレルギー反応が原因の一つでないか?と言われています。

 

主な症状としては「息切れ(呼吸困難)」から「咳(たんのない咳)」「発熱」の3つが発症します。

 

この副作用も場合によっては死に至る可能性も。

 

場合によっては十分な治療を行えない事もあります。

 

しかし早期に発見、措置を開始する事がやはり重要になりますので、薬を飲んだ後に風邪とは違った上記の症状が出た場合は医者に診てもらった方が賢明だと思われます。

まとめ

 

薬局で簡単に買える薬でも時には恐ろしい副作用を引き起こす事があります。

 

頻度的には本当に稀なので過剰な心配をする必要はないです。

 

ただ知っているのと知らないのとでは、いざとなった時の行動が変わってきます。

 

「あの時知っていれば死ぬ事もなかったのに・・・」

 

こうならないためにも、もう一度しっかりと読んでおきたいですね。

 

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